栄養満点



ルドルフ棄権により 青学勝利!!

「・・・・・・・バカだな・・・」
フッと笑う、その目線の先には

不完全燃焼気味の桃とマムシ
『1勝』と喜ぶ青学の皆

「はぁ〜、にしても・・・ビニール袋持つの疲れたな〜」
ため息混じりで周りを見渡すが、不二と越前がいない

『裕太の打ったボール・・・・・・観月・・・か』

『全員かかって来やがれ!!』

「なら、そのビニール袋・・・持っていてあげようか・・・」
逆光を見せる乾がそろりとの後ろにまわり声をかける
「ご遠慮、何が入ってるかをノートにメモられたら困るし?」
はゆっくりとフェンスに寄り添い言葉を放つ

「そーだな・・・カボチャコロッケ500年分くれたらいいよ」

カチンッ
その言葉に、周りが固まる
500年分を食う気か!?お腹壊すぞってか食えるのか!?
そんなひそひそ話がされる中、必死に計算中の乾
「1個100円だとして、1年365日・・・500年で・・・18250000円」

ピシッ

さらにその言葉により、固まった皆にヒビが入る
「おいおい〜、ヒビ入って・・・カナヅチで壊してみるか」
がビニール袋からカナヅチを1つ取り出し・・・

(((何故にコンビニのビニール袋からカナヅチが!!)))

そんなみんなの疑問をよそに・・・試合は始まろうとしていた

−−ザ・ベスト・オブ・1セットマッチ 聖ルドルフサービスプレイ!−−

『不二弟クンの対左利き選手との対戦成績・・・16戦全勝!』

「おーい、越前・・・負けたらカボチャコロッケ500年分な!!」

の声が大きくコートに響く
もちろん越前は先ほどの乾の計算を聞いていたわけで

「「「18250000円!」」」

一斉に皆の声が響き渡り、越前は・・・たらりと汗を一筋流す・・・。
試合はどんどんと進み続ける・・・
は見守り続け、皆は応援し続ける
「もっと強い左とやった事あるよ」

「あー・・・俺、人の試合見るのつまらねーんだよな〜」
が「つまらない」と言葉を連呼し始めるときまって
『カボチャコロッケ』と竜崎先生から言葉がかかる
「くっひっ卑怯だ・・・俺がカボチャコロッケ命ってこと知ってて」
嘘泣きするに対して皆が疑問に思う


−−何故ここまでカボチャコロッケにこだわるのか!−−


「あれがツイストスピンショット!!」

「何を言うか!!カボチャコロッケはな!!栄養満点最高の食べ物なんだぞ!」
自信満々で言う言葉に誰もが唖然とする
「でもにゃ〜、命かけるほどの食べ物じゃないと思うんだけどにゃ」
英二の言葉に誰もが頷くが、には英二の言葉は無意味

「これを読んだ人達が何故かみんなカボチャコロッケを食べるんだぞ!
 カボチャコロッケで友情ができるじゃないか!
 それに、ビタミンAやビタミンCが豊富に入っていて
 テニスをするにはピッタリの食べ物なんだぞ!バカにするな〜」

輝いてる・・・何かの周りが輝いている・・・
多分、にカボチャコロッケのことを喋らしたら二度と止まることはないだろう

「まだまだだね」

「んー・・・カボチャコロッケとテニスとは関係がない気がするんだけど」
もちろん、そんなことを言う不二の言葉もには届いておらず

「別にアンタの兄貴だけじゃないだろ!!強いのは・・・」

がキラキラ輝いてカボチャコロッケの説明をしているうちにも
越前の試合は進んでいく・・・

「オレは上に行くよ」



−−青学 越前リョーマ 6−3!!−−