至福の趣味は・・・
メニュールール、その1・・・説明を聞いたら逃げられない メニュールール、その2・・・やり始めたら逃げれません! そんな妙なルール付きの、野良犬特訓が始まっていた。 合宿1週間、ちなみに本日5日目。 休憩なしの野良犬の特訓が本日のメニューである。 青学、氷帝共に一気に顔は青ざめ、だけがニコニコと笑みを浮かべていた。 「まず、この森を何周かするんだけど・・・俺に走りで勝てたら その場でそいつは休憩しても良いとする!なお・・・ 途中、俺に勝てもしてないのに休憩した奴は・・・死ね」 爽やかな笑顔で言う・・・。 (((、吹っ切れてから怖いから))) なんて、皆の思いをよそに、は『よーいスタート』なんて言いながら あり得ないスピードで森の中を走っていった。 「ぜぇ・・ぜぇ・・死・・死ぬ・・・・」 「んじゃ、次これ付けて・・・もう一度同じだけ森走るぞ〜」 息切れして、死にそうになっている皆を完全に無視して が取り出したモノは・・・。 「パワーアンクル、片足5キロ、両足10キロ・・・子供1人担いで走ってる って感じかな・・・」 何て言いながら、また『んじゃ行くぞ、よーいスタート』なんて言いながら は、パワーアンクルを付け・・・さっさと森の中を走っていった。 皆の顔は完全に青ざめてる。 「か・・・勘弁してください・・・」 「・・・お前ら、弱くなったな〜・・・」 (((元からこんなのできねーよ!!))) 吹っ切れてから、の何かが変わったようだ・・・。 明るさや優しさの中に、残酷で酷い所があって・・・ 確かに、どっちもで変わりないのだが 皆にとっては、吹っ切れたの変化に追い付くのが必死だった。 が、しかし・・・皆と言ったが・・・本当にバテているのは青学だけで 氷帝は皆平気な顔をしてについて行っていた。 「何で、氷帝だけ・・・」 「あぁ〜それは、この特訓・・・冷血のの方がよくやっていたからだよ?」 この特訓の様子を大爆笑で見ていた千石が未だ笑いながら 青学の皆に話をしていた。 「・・・慣れちゃったってわけにゃ?」 「まぁ、そうじゃない?その代わり、皆は明るいの方のに慣れてるでしょ?」 未だクスクス笑う千石・・・がその笑いも束の間だった。 「弟くーん・・・何サボってるのかな〜〜」 「・・・・、弟って・・・・・俺の事・・・?」 森を軽く何十周かしてから戻ってきたが、千石の背中を軽く蹴っていた。 義兄弟・・・なだけあって、皆にくる酷い蹴りではないことが 千石にとって唯一有り難いことだったり・・・。 「だって清純の誕生日、11月25日で・・・俺の誕生日7月19日・・・」 「・・・・・・このメニュー、コーチの義務でやってる?」 が兄だってことはよく分かった千石だったが・・・ 少しあることに不安を覚えちょっと聞いてみた。 【コーチの義務】でやってるのだったら皆には無理させずやるのが普通だが この森を走るにしろ、パワーアンクルにしろ・・・ 完全に無理させてる・・・もしかして・・・ 「俺の名前は千石、青春、氷帝学園生徒、誕生日7月19日の蟹座 身長171cmのB型、性別男、好きな食べ物は、英二の作った料理 カボチャコロッケ、午後の紅茶。 得意科目は体育と音楽!好きな色は灰色。 趣味は高い場所からの飛び降り」 「やっぱり、義務じゃなくて・・・」 「テニス部のマネージャーであるこの俺の至福の趣味は・・・ 部員全員を扱くvv」 ((((俺らを扱くのは趣味かぁあーー!!)))) 「んじゃ、あとパワーアンクル付けたまま・・・ この森100周したら今日の特訓終わりな〜、もちろん清純もやること!」 ((((鬼だ、悪魔だ・・・)))) この日の特訓終了時間は・・・合宿の中で1番 遅くなりそうです。 |