秘密のビニール袋



「放せよマムシ」
「やんのかコラ!!」
ケンカの熱が入って、睨み合う海堂と桃城・・・
「あの二人仲悪いんっスか?」
「うん。キミが入部する前からのライバルだからね・・でもいつも2人を止めてたのは」

「海堂!桃城!ケンカするぐらいなら!俺のために勝て!!」
睨み合う2人に大声を出す奴・・・それは・・・

「ほら・・・いつもあんな感じでが止めてたんだよ」

−−ザ・ベスト・オブ・1セットマッチ 青学サービスプレイ!!−−

先輩・・・」
「ん?なんだ越前・・・」
試合が始まりすぐにに話し掛けてきた越前・・・
「なんで野良犬なんっスか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

『おせーよ』
ダンクスマッシュ!!
『ど−−ん』

「いいか?越前は生意気、海堂はヘビ、桃城は桃、
英二は猫、不二は魔王、河村はバーニングで
乾はデータ、大石はお母さんで手塚は無表情・・・」
越前に向かってベラベラっと喋っていくに、越前は一瞬固まった
生意気から無表情までなんとなくわかるが・・・不二が魔王ってのが何故!
そう思ったのだろう・・・不二も後ろで開眼している。
「どこに、【飼い主】って言葉がでてきた?」
そんな固まり状態の越前に向かって質問をする・・・が

『テメェとなんか一緒にやりたくねぇんだよ』
『そりゃこっちのセリフだ』
ケンカを始める海堂と桃城・・・もちろん観月は
(仲間割れかいいね このまま・・・)
などと思っているわけだが・・・そうはがさせなかった

「てめーら、あんまりゴチャゴチャ言ってると乾汁飲ますぞ!!
つーか、俺にカボチャコロッケを食わせる気があんのかぁ!!!!」

((カボチャコロッケかよ!!))

「乾汁飲むぐらいなら・・・」
「そうだな」
「「とにかくあいつらをぶっ倒すか!!」」

の一言で、海堂と桃城が一致団結し始めた・・・ある意味奇跡である。
試合の所為で、越前の質問がかき消され海堂、桃城は2−1で押してる状態までになった
「うん、いい調子だ!二人とも特訓以上のものが出てるね・・・なぜかな」
「何故だろうね・・・さすが青学・・・不思議いっぱいだよね〜」
乾の独り言にちゃっかり言葉を放っている・・・
「青学の不思議!つーか負けず嫌いだから本番に強いんだよな〜なー、てぢゅか!」
乾の横でブツブツと呟き手塚に問い始めるが・・・
そんな姿を見て言葉を聞いて誰もが思うのだ!

(((お前が一番不思議だ!!!!)))

「手塚だ・・・」
「てぢゅかだろ?」
そんな不思議なに対して、普通に会話ができるのは不二と手塚ぐらいなものだと
乾はブツブツ言いながらノートに記録している
・・・帰ったらグラウンド20周だ・・・」
「酷い!てぢゅかちゃんのバカァァア〜」

ダダダダダダダッ

「なんすかあれ・・・」
自分の質問を無視して手塚と会話をしているように見えたが、しばらくしてバカとか叫び
どこかに走っていってしまった・・・
「気にしない方がいいよ・・・はいつもあれだから・・・」
瞬時に試合状況を判断し、有利な方向へもっていくために声をかける
テニスをやったことがない者でないと
そんな瞬時に判断できないのに・・・とても不思議な人
「ふーん・・・だから野良犬っスか・・・」
「気まぐれで、飼い主いないからフラフラして・・・だけど・・・」

「好きな場所にはすぐ戻ってくる・・・俺、野良犬だし?」
不二の会話を遮るように戻ってきたの手には、何かが入ったビニール袋
どう見ても、今さっき買ってきたばかりに見えるそのビニール袋・・・
ここから、買い物ができる場所まで近くでも走って1時間はかかる・・・が
は走って20分・・・買い物時間が10分ほどとしても片道5分・・・
どうやったら片道1時間の道のりを5分で行けるのか
・・・早いね・・・」
「もちのろん!片道1時間ほどでも、それ人の基準だし・・・俺、野良犬だしね・・・」

((お前の基準は犬か!))

「ところで・・・なんすか?そのビニール袋・・・」

「あぁ〜・・・秘密」

(何か秘密にするようなモノが入ってるんスか!?)

こんな会話をしている中でも試合は刻一刻と進んでいく・・・

−−ゲーム!!3−1 聖ルドルフリード!!−